援農インターン報告(No.13)
はじめまして!
野良の会「援農インターン」に参加している日本大学2年の千島穂乃実と申します。
今夏、計6回こちらの活動に参加させていただきました。
きっかけは私の亡き祖父が農家をしていたということもあり【農業】というものは以前からとても身近なものでした。
大学生になった今、祖父がどのような思いでこの仕事をしていたのか? やりがいはなんだったのか?
改めて知りたくなり、今回このインターンの参加を決意しました。
今回参加したインターン学生はなんと私1人!?ってことで残念ながらインターン生同士で交流ができなかったのは少し残念でした。


でもその分伊藤会長含めボランティアの方と活動ができたので、人生の先輩方と今の日本の現
状だったり、時事問題などをお話できたので、視野も広がりとても良い時間を過ごせました!それ
もこの活動ならではかもしれませんね。
本当は全部の活動を取り上げたいのですが、文字数とかの都合上、活動終盤に訪れた農家さんの活動に注目していきたいと思います。

1例ですが、収穫後のブルーベリーの木の根元に鹿沼土という特別な園芸用土を混ぜ
次に雨などで流されないようブロックで囲う作業を体験しました。
なんとこれがしんどすぎるー!
ひたすら穴を掘り土を混ぜ、ブロックを取りに行く…
単純作業に見えるかもしれないですが、終わった後の疲労・翌日の筋肉痛がすごかったです。

【農作業】って聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
種まき 苗植え 水やり 草取り 枝の剪定 収穫……などそれぞれ違うと思います。
私が幼少期に見ていた・手伝っていた農作業は氷山の一角でした。
収穫して出荷して終わり? そんなわけはなく、その後のフォローがこれからも農家として生活していくために何よりも大事なんだと気づかされました。
最後になります。
私が今回の活動で未熟ながら感じたことは、「耕作放棄地があらゆるところにある」ということです。
農業の担い手が減少しているということは自明の理だと思います。
高齢化はもちろん、目まぐるしいほどの仕事量に対する対価が見合っていない。
そんなことも理由なのではないかと思います。
耕作放棄地を若い農家が借りたとしても、土地はそれぞれ分散している。
作業+移動と考えると効率を上げるのは難しいです。
現状作物の値上がりは止まりません。
消費者である私たちはただそれを嘆くだけではなく、そのような現状があるということを知ることができ、
それを一緒に考えることができると思います。
そのような体験を、この夏することができて本当に良かったです。
携わってくださった方々 短い間でしたがありがとうございました!
最後まで読んでくれて興味を持ってくれた方、ぜひ一度参加してみてくださいね♩
