援農インターン報告(No.12)
2025年3月31日
こんにちは。
春の援農インターンに参加させていただきました。日本女子大学2年の甲斐萌夏です。
参加のきっかけは、友人が松戸の収穫体験のお手伝いに何度か誘ってくれたことでした。その影響で、いつか松戸の農業に触れてみたいと思い、今回のインターンに参加しました。
このブログでは、活動の報告をさせていただきます。
活動場所は、松戸・矢切・古ヶ崎など、さまざまな農家さんにお世話になりました。作業内容は、草取りや伐採した枝の片づけから、種まき、収穫まで多岐にわたりました。

活動を通じて、まず驚いたのは、地域ごとの土質の違いです。例えば、矢切地区では、外部から土を持ってきている為、畑に石が多く、何十年も続けられてる農家さんの畑でも、今もごろごろと石が出てきます。


一方で、松戸の農家さんからは、「土が栄養豊富で無農薬野菜が作りやすい」というお話を伺いました(その農家さんだけかもしれません。)
このように、同じ松戸市内でも土質が異なり、それによって育つ作物にも影響があることを知り、とても興味深かったです。
また、実際に農業を体験する中で、農家さんの作業量の多さを実感しました。草取り、収穫、さらにはスーパーに直接商品を持ち込む作業まで、すべて農家さん自身が行わなければならないという現状は、想像以上に過酷でした。
私たちが行った作業は農業のほんの一部にすぎず、それだけでは農家さんの人手不足を解消するには至らないという現実を痛感しました。農業が持続可能であるためには、もっと多くの支援や仕組みづくりが必要だと感じた体験でした、

二か月間という短い期間でしたが、新たな発見、体験、普通の生活では得られないような事ばかりできて楽しかったです!
今回の経験を活かして、今後はボランティアや地域貢献を通じて、地元の農家さんの力になれたらと思っています。
改めまして、貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
甲斐萌夏